米インテルCEOが退任へ、後任にゲルシンガー氏

米インテルのCEOに就任するパット・ゲルシンガー氏/Milind Shelte/The India Today Group/Getty Images

米インテルのCEOに就任するパット・ゲルシンガー氏/Milind Shelte/The India Today Group/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米インテルは13日、ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)が退任し、後任に仮想化ソフト大手VMウェアのCEOを務めるパット・ゲルシンガー氏が就任すると明らかにした。

インテルは声明で、約10年にわたりVMウェアのCEOを務めてきたゲルシンガー氏を「大きな尊敬を集めるCEOで、業界のベテラン」と形容した。同氏は2月15日からインテルのかじ取りを担う。

CEO交代の報道を受け、インテル株は8%近く上昇、VMウェア株は8%近く下落した。

インテルでは2018年6月、当時のブライアン・クルザニッチCEOが従業員との過去の「同意に基づく関係」を理由に辞任に追い込まれ、スワン氏が19年1月に常任CEOに起用されていた。

スワン氏の下でインテルの業績は伸び悩み、重要部門のシェアを競合他社に奪われたほか、製造の遅れへの対応も迫られた。

インテルは声明で、CEO交代は昨年の同社の財務実績とは無関係としている。

ただ、調査会社ティリアス・リサーチのアナリスト、ケビン・クレウェル氏は「スワン氏に関してはリーダーシップを疑問視する見方が多い」と説明。スワン氏を「非常に有能なCEO」と評しつつも、ゲルシンガー氏のように技術畑の経験が豊富な経営者の起用を期待する声が出ていたと指摘した。

インテルに対しては先日、アクティビスト(物言う株主)である米「サード・ポイント」のダニエル・ローブ氏が書簡で、シェア奪還に向けた「戦略的代替策」を模索するため投資顧問を雇うよう要請。全半導体の自社生産を続けるべきかどうかの検討や、「失敗に終わった買収先」の売却を提案していた。

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