激しいネットいじめに遭った体験、英メーガン妃が告白

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ヘンリー王子とメーガン妃。写真はコモンウェルスデーの式典に参加した際の様子=2020年3月9日/Chris Jackson/Chris Jackson Collection/Getty Images

ヘンリー王子とメーガン妃。写真はコモンウェルスデーの式典に参加した際の様子=2020年3月9日/Chris Jackson/Chris Jackson Collection/Getty Images

(CNN) 英ヘンリー王子の妻メーガン妃が、激しいネットいじめの被害に遭って苦しんだ体験を告白し、「私は2019年、男女を問わず世界で最も荒らしの被害に遭った人物だったと告げられた」と振り返った。

メーガン妃は世界メンタルヘルスデーに当たる10日、米カリフォルニア州に住む10代の5人がソーシャルメディアを通じて主催した啓発イベントのポッドキャストに、ヘンリー王子とともに出演した。

「8カ月の間、私は姿さえ見せなかった。産休中だったり赤ちゃんと一緒だった。それでもでっち上げられたり捏造(ねつぞう)されたりして、生き延びることさえできないほどだった。あなたが15歳だろうが25歳だろうが、もしも自分について真実ではないことをみんなに言われたら、自分の心や感情の健康状態がどれほど傷つくか、考えもつかないだろう」

マスク姿で10代の主催者と向き合ったメーガン妃はそう語り、孤立させられたりネットいじめに遭ったりした経験を告白。「私たちの経験は私たち独自のもので、皆さんが日々経験しているものとは違うように見えるけれど、それでも人としての経験であり、普遍的なもの」と形容した。

さらに、「自分の感情を傷つけられたらどんな気持ちになるか、みんなが知っている。孤立したり仲間外れにされたりしたらどんな気持ちになるかを知っている。だからこそあなた方は、話し相手がいることを知ってもらうために、今これをやっているのだと思う。あなた方は1人ではない」と語りかけた。

ヘンリー王子も「否定的なことにのみ込まれてしまうのはとても簡単だけれど、私たちは誰もが、それを自分の人生から切り離すという選択肢を持っている」と力を込め、「私自身はそれを読まないこと、見ないことを選び、自分自身をそこから切り離して、あなた方の世代からもらった元気が出る側面、希望に満ちた側面に照準を合わせることにした」と振り返った。

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