セグウェイ、来月で生産中止 高額で販売振るわず

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鳴り物入りで発表された立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の生産が今夏で終了する/Segway/Graphic by John General

鳴り物入りで発表された立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の生産が今夏で終了する/Segway/Graphic by John General

ワシントンDC(CNN) 立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の生産が今夏で終了することがわかった。

セグウェイは2015年に中国のナインボットに買収されていた。7月15日に製造を停止する。米ニューハンプシャー州ベッドフォードの従業員21人は解雇される。

セグウェイは2001年12月3日に華々しく発表された。発明家のディーン・カーメン氏によって生み出されたセグウェイは都市部の交通手段に革命を起こし、車といった移動手段が時代遅れになるとされていた。

しかし、ナインボットの昨年の売り上げに占めるセグウェイの割合は1.5%にとどまっていた。価格は6000ドルから、時には1万ドルとなることもあり、購入先は警察や観光など一部に限られていた。

セグウェイは時代の先を行っていたとはいえ、高い価格が大きな障壁となっていた。発売時の価格は4950ドル。バッテリーの価格は当初1000ドル以上と高額で、数年にわたるコスト引き下げの取り組みは思うように進まなかった。

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