トランプ大統領とフェイスブックのザッカーバーグCEO、投稿をめぐり電話会談

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トランプ大統領(左)とフェイスブックのザッカーバーグCEOが投稿をめぐって電話会談を行っていたことがわかった/Getty Images

トランプ大統領(左)とフェイスブックのザッカーバーグCEOが投稿をめぐって電話会談を行っていたことがわかった/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米国のトランプ大統領とフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が5月29日に電話で会談していたことが、関係者の話で31日に明らかになった。

警官に取り押さえられた黒人男性の死に抗議するデモが全米で激化する中、トランプ大統領はフェイスブックと傘下のインスタグラムへの投稿で、「略奪」が始まれば「銃撃」が始まると書き込んでいた。ザッカーバーグ氏は29日、この投稿に対して行動を起こさなかった理由について、次のように説明していた。

「大統領のツイートや投稿にどう対応すべきかについて、一日中悩んでいた。私は個人的には、こうした分断をあおる扇動的な発言に対して直感で否定的に反応する」「だが私は単に個人的な立場だけでなく、表現の自由に貢献する機関のリーダーとして対応する責任がある」

同じ投稿に対してツイッターは、「暴力賛美」のラベルを付けていた。

「ツイッターと違って我々には、暴力をあおりかねない投稿の前に警告を表示するポリシーはない。なぜなら、暴力をあおる投稿だと判断すれば、それにニュース価値があろうが、政治家の投稿であろうが削除すべきだと考えているからだ。我々は今日、ホワイトハウスと接触し、そうしたポリシーについても説明した」。ザッカーバーグ氏は29日の投稿でそう記している。

ツイッターは26日にも、郵便投票をめぐるトランプ大統領のツイートについて、ファクトチェックの注釈を付けていた。ザッカーバーグ氏はFOXニュースの番組の中で、ツイッターのこの対応を批判。トランプ大統領は28日のツイートで、ザッカーバーグ氏を評価していた。

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