集団ヌードの米写真家、テレワークで新プロジェクト

集団ヌードの作品で知られる米写真家が、オンラインでの新プロジェクトを立ち上げた/Spencer Tunick

集団ヌードの作品で知られる米写真家が、オンラインでの新プロジェクトを立ち上げた/Spencer Tunick

(CNN) 世界各地で大規模な集団ヌード写真を撮影してきた米ニューヨークの写真家スペンサー・チュニック氏(53)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたロックダウン(都市封鎖)措置の下、テレワークで新たなプロジェクトに取り組んでいる。

「ステイ・アパート・トゥゲザー」と題したこのプロジェクトでは、マスクを着けた参加者らがビデオ会議システムを通し、裸で一斉にポーズを取る。その画面をチュニック氏が撮影していく。

全裸で一斉に同じポーズを取る参加者たち/Spencer Tunick
全裸で一斉に同じポーズを取る参加者たち/Spencer Tunick

チュニック氏はニューヨーク州の中でも感染者の多いロックランド郡からの電話で、「私の作品ではヌード姿の人々をできるだけ密集させて抽象化するのだが、それは当分の間できない」「今まで25年間、毎年集団ヌードを撮ってきた。それが今年初めて途切れてしまうのは嫌だった」と語った。感染拡大の前には、豪ブリスベン空港での集団撮影を予定していたという。

プロジェクトにはレバノン、タイ、ウルグアイ、南アフリカなど世界各地から参加者が集まり、現在も募集中。体形や国籍、職業、肌の色が違うモデルを幅広く撮りたいと話す。

このような形にしたからこそ出会える相手もいる。「シリアの人から参加したいと連絡を受けたところだ。これはすごいこと」と声を弾ませた。

仕事場のコンピューターで自身のポートレートを撮影するチュニック氏/Spencer Tunick
仕事場のコンピューターで自身のポートレートを撮影するチュニック氏/Spencer Tunick

ロックダウンの経験を共有する参加者らの間に仲間意識が生まれることを期待しているという。

ビデオ会議システムで一画面に表示できるのは自身を含め50人。2つのディスプレイを同時に使ってつなげる計画もある。こんな時代でも集団による視覚芸術は成立することが確認できたと、同氏は語る。

作品公開の場はインスタグラムだ。規定違反で削除されないよう、画像の一部には自主的にぼかしを入れるつもりだという。

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