グーグル、新型コロナ関連の教育サイト立ち上げ 検査機能は含まず

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グーグルが新型コロナウイルス関連の教育サイトを立ち上げた/ALASTAIR PIKE/AFP/AFP/Getty Images

グーグルが新型コロナウイルス関連の教育サイトを立ち上げた/ALASTAIR PIKE/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 米グーグルは23日までに、新型コロナウイルスに関連した教育目的のウェブサイトを立ち上げた。感染拡大への対策として必要な安全上の注意や信頼できる情報を提供する内容となっている。

グーグルはブログへの投稿で、21日に立ち上げた「google.com/covid19」と題したウェブサイトについて「ウイルスに関する教育と予防、地域のリソースに焦点を当てた。ユーザーは各州が発表する情報や、安全と予防のための助言、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)関連の検索トレンドを確認できる。さらに各個人や教育従事者、企業向けのリソースにもアクセスできる」と説明した。

トランプ大統領とペンス副大統領は先ごろ、グーグルが新型コロナウイルス感染症の全国的なチェックサイトを構築していると発表していた。ただグーグルがこの内容を肯定したことはなく、今回立ち上げたサイトにもウイルス感染の有無を調べる機能は含まれていない。

新たなサイトは当初の計画より遅れて開設された。グーグルは米疾病対策センター(CDC)の開発した検査ツールへのリンクを可能にしたいとしていたが、当該のツールはまだ使用できる状態になく、いつ完成するのかも確定していないとみられる。

一方、グーグルと同様にアルファベットを親会社とするべリリーは16日、検査機能を持つウェブサイトを立ち上げた。こちらのサイトの特徴はトランプ政権が説明していた内容にいくらか近いが、グーグルはサイトの構築や運営にかかわっていない。

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