「謎のドローン」の目撃情報相次ぐ、運用者割り出せず 米

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コロラド州とネブラスカ州の上空で、操縦者が不明のドローン(無人機)が相次いで目撃されている/Sannan Jan/Shutterstock

コロラド州とネブラスカ州の上空で、操縦者が不明のドローン(無人機)が相次いで目撃されている/Sannan Jan/Shutterstock

(CNN) 米コロラド州とネブラスカ州の上空で最近、謎のドローン(無人機)が相次いで目撃され、住民を不安に陥れている。ドローンの運用者などについては当局も割り出せていない。

コロラド州ユマ郡とフィリップス郡の保安官事務所によると、ドローンの目撃情報はまず先月に複数寄せられた。その後、保安官代理が州北東部を飛ぶ無人機を16機あまり確認したという。

連邦航空局(FAA)の報道官はCNNの取材に、FAAの複数の部署と政府機関が調査に当たっていることを明らかにした。

ユマ郡の保安官は12月31日、フェイスブックで、これらのドローンは建物や住民から約45~60メートル離れた位置にとどまっていた様子だと指摘。連邦政府の管轄空域内を飛行しているとみられると述べた。

いずれも連邦政府の指針の範囲内で運用されているものの、住民は「非常に神経質で不安になっている」という。

ユマ郡とフィリップス郡の当局者は、悪意のあるドローンではないとの見方を示した。ユマ郡保安官によると、6日には関係者が集まって対応を協議する予定。

FAAは先に、大半のドローンに「リモートID」の使用を義務づける新たな規則を提案した。リモートIDの導入が進めば、FAAや法執行当局などは管轄内を飛ぶドローンを識別できるようになる。

FAAによると、同局に登録済みのドローンは約150万機、操縦士は16万人に上る。

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