ツイッター、休眠アカウント削除の計画を再考 故人のアカウントめぐり懸念浮上

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ツイッターはアカウント削除の計画を見直すと表明した/Shutterstock

ツイッターはアカウント削除の計画を見直すと表明した/Shutterstock

香港(CNN Business) ツイッターが使われている形跡のないアカウントの削除に来月から乗り出す計画を表明したことに対し、故人の投稿も実質的に削除されてしまうとの懸念が強まっている。これを受けてツイッターは27日、アカウント削除の計画を見直すと表明した。

ツイッターは同日に発表した声明で、「故人のアカウントに与える影響について意見が寄せられた」「これは我々の側のミスだった」と認め、アカウント追悼のための新しい手段を導入すると表明した。この機能が導入されるまで、使われていないアカウントを削除するつもりはないとしている。

ツイッターは数日前の時点で、ユーザーが半年以上ログインしていないアカウントは、近いうちに削除される可能性があると通告していた。それを見合わせることにした判断は、こうしたプラットフォームを運営する各社が管理に苦慮している現状を物語る。

CNN Businessの取材に対してツイッターの広報は先に、「もっと正確で信頼できる情報を提示するため、動きのないアカウントを一掃する」「この取り組みには、積極的なログインを促す目的もある」と話していた。

ツイッターを見てはいるが、ほとんど投稿はしていないユーザーは、アカウント削除の対象にはならない。

実際にアカウントの削除に乗り出す時期や、影響を受けるユーザーの数は分かっていない。ただ、1度にまとめて実施するのではなく、何カ月もかけて段階的に無効化するとツイッターは説明している。

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