乗り物酔いも「回避」、ウェイモが特許を申請

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自動運転技術の開発を手掛けるウェイモが乗り物酔いを防止するシステムの実用化に着手

自動運転技術の開発を手掛けるウェイモが乗り物酔いを防止するシステムの実用化に着手

ワシントン(CNNMoney) 米アルファベット傘下で自動運転技術を開発しているウェイモが、乗り物酔いを避けるためのシステム開発を進めていることが26日までにわかった。ウェイモが申請した特許出願書類から明らかになった。

このシステムには乗り物酔いを最小限に抑制するためのルート決定などが含まれている。例えば、乗り物酔いしやすい乗客に対しては、起伏の激しくない道を通って、落ち着いた走行を提供するといった具合だ。急いでいる人の場合は、多少揺れてもより速いルートを選ぶこともある。

特許の中には、乗客に対して、走行中、下を見たり、読書をしたりしないように促す警告方法についても記述されている。

ウェイモでは、ある一定のルートで乗り物酔いが発生する可能性を判定するために、車両がどのくらい激しく加速したり揺れたりするかの計測も行う。

乗客から気分が悪いと報告があった場合には、走行のスタイルを変更し、車間距離をあけたり、停車と走行の繰り返しを避けるために、より渋滞が少ない道路に移ったりする。

ウェイモは今年後半にアリゾナ州で、公共の場における自動走行サービスの提供開始を計画している。

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