ツイッターが新規定導入へ、女性のボイコット運動に対応

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女性らによるボイコット運動を受け、ツイッターが嫌がらせ対策の新規定を導入する

女性らによるボイコット運動を受け、ツイッターが嫌がらせ対策の新規定を導入する

ニューヨーク(CNNMoney) ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)はこのほど、女性のツイッター利用ボイコットを呼びかける運動が広がったことを受けて、嫌がらせ対策に重点を置いた新規定を導入すると表明した。

ドーシーCEOは13日の投稿で、「望まない性的誘い、同意なしのヌード、ヘイトシンボル(憎悪や差別をあおる表象)、暴力集団、暴力を称賛するツイート」に重点を絞った新規定を導入すると説明。規定順守の徹底に向け、積極的な姿勢で取り組むと表明した。

新規定は数週間以内に導入するとしている。

ツイッターはハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏のセクハラ疑惑を巡って注目を浴びていた。この問題について積極的に投稿していた女優ローズ・マッゴーワンさんのアカウントが規定違反を理由に一時的に停止されたことに反発して、ユーザーの間では女性にツイッターのボイコットを呼びかける声が高まり、「WomenBoycottTwitter」のハッシュタグは13日のツイッターで世界トレンドのトップに浮上した。

ツイッターについては以前から、ネットいじめや嫌がらせの温床になっていると指摘され、ヘイトスピーチや嫌がらせ対策の強化を求める声が強まっていた。今年に入り、規定に違反したユーザーに対して新しいアカウントの開設を不可能にする新ツールの導入といった対策も講じられたが、ドーシーCEOは、嫌がらせ対策が不十分だったと認めている。

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