グーグル共同創業者の「空飛ぶタクシー」、NZで飛行実験へ

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米新興企業キティ・ホークが手掛ける自動操縦システム搭載の空飛ぶ車

米新興企業キティ・ホークが手掛ける自動操縦システム搭載の空飛ぶ車

香港(CNNMoney) グーグルの共同創業者、ラリー・ペイジ氏が出資する「空飛ぶタクシー」のプロジェクトが、ニュージーランドで本格始動する見通しとなった。

ペイジ氏が支援する米シリコンバレーの新興企業、キティ・ホークはこのほど、新型の飛行機「コラ」のビデオを公開。ニュージーランドで製作と飛行実験を進める許可を得たと発表した。

同社によると、コラは米SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの自動車型タイムマシン「デロリアン」と、米テレビアニメ「宇宙家族ジェットソン」に登場する空飛ぶ車を合わせたような乗り物になるという。

「ヘリコプターのように離陸してから飛行機に早変わりする」といううたい文句の通り、垂直離着陸ができる。

自動操縦システムを搭載し、時速150キロ以上のスピードで飛ぶ。100パーセント電動で、一度に100キロの距離まで航行できる。

キティ・ホークのニュージーランド拠点を率いるフレッド・リード氏は、同社のウェブサイトに掲載されたビデオの中で「大気汚染なし、排ガスなしで自動的に飛ぶ乗り物をお届けします」と話している。

同社はコラのほかに「フライヤー」という飛行機も開発中。昨年4月に試作機の飛行実験を行った。こちらは車というより、水上オートバイに翼を付けたような形だ。

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