米グーグルの自動運転車部門、「ウェイモ」として独立

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2015年10月には全盲の男性がオースティンで完全自動運転車に乗車した

2015年10月には全盲の男性がオースティンで完全自動運転車に乗車した

ワシントン(CNNMoney) 米グーグルは13日、自動運転車の開発部門を独立させて新会社の「ウェイモ」を設立したと発表した。最高経営責任者(CEO)にはジョン・クラフシック氏が就任する。

クラフシックCEOは同日、自動運転車について「大勢の人に届けられる日が近付いている」と語った。ただし一般向けの公開がいつになるかのめどは明らかにしていない。

ウェイモは独立した企業としてグーグルの親会社アルファベットの傘下に入り、グーグルとの関係を保ちながら、新興企業としての強みを活用する。

グーグルは現在、ワシントン、カリフォルニア、アリゾナ、テキサスの各州で自動運転車の実験を行っている。2015年10月には全盲の男性が初めてテキサス州オースティンで完全自動運転車に乗車したことも明らかにした。それ以来、同社の自動運転車は10億マイル(約16億キロ)のシミュレーション走行を行い、公道を自動走行モードで100万マイル走行したという。

グーグルで自動運転技術の開発を率いてきた幹部のクリス・アームソン氏は今年8月で同社を離れた。しかしクラフシックCEOは、自動運転車の実用化を目指す姿勢に変わりはないと強調する。

小型ワゴン車「パシフィカ」などウェイモ車の一部は、規制に従って今後もハンドルやペダルなどを装備するという。

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