ジュリアーニ氏、次期政権入り辞退 冷遇に支持者から不満も

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ジュリアーニ氏が政権入りを辞退したことがわかった

ジュリアーニ氏が政権入りを辞退したことがわかった

(CNN) ドナルド・トランプ次期米大統領は9日、ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長について、次期政権入りしないとの見通しを示した。ジュリアーニ氏については、国務長官への起用が取り沙汰されていた。

ジュリアーニ氏がトランプ政権入りしない見通しとなったことで、長期にわたりトランプ氏を支持してきた人々が締め出され、他の保守派に取って代わられていることが改めて浮き彫りとなった。

政権移行チームが同日発表した声明によると、ジュリアーニ氏は先月、次期政権内の役職をめぐる選考を辞退したという。一方CNNは、同氏が今週、国務長官のポストを得られる見込みはないと告げられたと報じていた。

トランプ氏は声明で、「ルディ・ジュリアーニ氏は非常に才能があり愛国的な米国人だ。予備選を勝った後、24時間体制で我々の選挙戦に尽力してくれたこと、極めて賢明な助言を与えてくれたことを私は今後いつも感謝するだろう」と述べた。今後も親しい友人であり続けるとしている。

ジュリアーニ氏は国務長官候補として名前が挙がっていた。選挙戦では、トランプ氏の有力な支持者の1人であり、アドバイザーも務めていた。

トランプ氏を一貫して支持し選挙戦序盤からトランプ陣営を支援してきた人々の中からは、新政権での役職を確約されず、政権移行の過程から締め出されていることについて不満の声も出ている。

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