オバマ氏、オハイオなど激戦4州で優位 米世論調査

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共和党候補ロムニー氏(左)と民主党候補オバマ氏

共和党候補ロムニー氏(左)と民主党候補オバマ氏

(CNN) 米大統領選をちょうど6週間後に控え、米紙ワシントン・ポストと世論調査機関「アメリカン・リサーチ・グループ」は27日までに、オハイオ、フロリダ、アイオワ、ネバダの激戦4州で実施した最新の世論調査の結果を発表した。民主党のオバマ大統領が、共和党のロムニー候補に4~8%の差をつけて優位に立っている。

調査は、ロムニー氏が民主党支持者らを批判した発言の隠し撮りビデオが流出し、批判を浴びた後で実施された。

4州の代議員数は計59人。このうち18人を擁するオハイオ州では、投票を予定している有権者の52%がオバマ大統領を支持すると答え、ロムニー候補の44%を上回った。共和党の大統領候補が同州を落として最終的に当選した例はこれまでにない。04年大統領選ではブッシュ大統領がここでの接戦を制して再選を果たしたが、前回はオバマ氏が5%の差で共和党のマケイン氏を下した。

オハイオ州ではオバマ大統領の業績を認めると答えた人が56%、経済政策を評価するとした人が53%を占めた。信頼して経済を任せられる候補はどちらかとの質問には、50%がオバマ大統領、43%がロムニー候補と答えた。民主党大会開催前の9月初めの時点では、ロムニー候補が同州で優位に立っていた。ロムニー候補は25日から26日にかけ、ライアン副大統領候補とともに州内各地を回って支持を訴えている。

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