オバマ氏優位に、ロムニー氏との支持率の差拡大 米大統領選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 米大統領選に向けた民主党全国大会の閉幕から3日後の9日に米ギャラップ社が発表した世論調査で、民主党のオバマ大統領の支持率が49%と前回調査より3ポイント拡大し、共和党のロムニー氏の44%に対してリードを広げた。

この調査は民主党の全国大会の開催期間を含む9月2~8日にかけ、全米の有権者を対象に実施された。オバマ氏は同大会で民主党の大統領候補に正式指名されている。

これに先立ち、共和党全国大会が開かれた1週間後のギャラップの調査では、オバマ氏の支持率47%に対してロムニー氏が46%と、1ポイント差に追い上げていた。

CNNと世論調査機関ORCインターナショナルが4日に発表した調査でも、ロムニー氏は党大会効果で支持率を47%から48%へと1ポイント伸ばしていた。

オバマ陣営の関係者によると、近年は党大会の実施時期がずれ込んでいることなどにより、大会効果で支持率が多少上昇することはあっても、かつてのような大幅な上昇は見込めなくなっている。例えば1992年にニューヨークで開かれた民主党大会では、ビル・クリントン候補(当時)の支持率が16ポイント上昇した。しかし近年は予備選が長引いて選挙戦前半に関心が高まるようになり、そうした傾向は変化しているという。

「米大統領選2012」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]