英女王が毛皮を一掃、フェイクファーに切り替え 衣装係が明かす

WPA Pool/Getty Images Europe/Getty Images

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英エリザベス女王が自身の装いから本物の毛皮を一掃し、フェイクファーに切り替えていたことが、衣装係のアンジェラ・ケリー氏の著書で明らかになった。

ケリー氏は王室勤務25年のベテラン衣装係。女王の装いに関する著書の中で、エリザベス女王が今年に入って本物の毛皮の使用をやめていたことを明らかにした。

ケリー氏は著書の中で、「2019年以降、女王陛下が厳しい寒さの中で公務に出席される際は、フェイクファーを使用する」と記している。

英PA通信によると、動物愛護団体ヒューメーン・ソサエティ英国支部のクレア・バス代表はこれを歓迎し、「フェイクに切り替えるというエリザベス女王の決断は、英国民のムードを完璧に映し出している。国民の大多数は残酷な毛皮を嫌悪し、かかわりを持ちたくないと思っている」と指摘した。

英イングランド・ダージンガムのキャロル・ブラウン・ヘルスケア・センターを訪れた際のエリザベス女王=2009年2月3日/Chris Jackson/Chris Jackson Collection/Getty Images
英イングランド・ダージンガムのキャロル・ブラウン・ヘルスケア・センターを訪れた際のエリザベス女王=2009年2月3日/Chris Jackson/Chris Jackson Collection/Getty Images

バス代表はさらに、国家元首がこうした決断をすることは、「毛皮が完全な流行遅れだという力強いメッセージ」になると指摘。英政府に対しても、世界に先駆けて毛皮の販売禁止に踏み切るよう呼びかけた。

リアルファーを使い続ける王族は、以前から批判の的になってきた。

エリザベス女王は公務の場で何十年も前から毛皮をまとい、1960年代から使い始めた茶色い毛皮のコート姿で何度か登場している。

女王が議会演説の際にまとう儀式服にまで毛皮の廃止が及ぶのかどうかは不明。この儀式服には、アーミンと呼ばれるオコジョの毛皮があしらわれている。

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