チュニジア、非常事態宣言を3年ぶり解除

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チュニジアで非常事態宣言が3年ぶりに解除された

チュニジアで非常事態宣言が3年ぶりに解除された

(CNN) チュニジアのマルズーキ大統領は6日、3年あまり続いていた非常事態宣言を解除する大統領令を出したと発表した。交流サイト「フェイスブック」上の公式ページで明らかにした。

チュニジアは2011年の民主化運動でベンアリ独裁政権が崩壊、民主化運動「アラブの春」の先駆けとなった。非常事態宣言はこの時に出されていた。

同国政府は昨年11月、非常事態宣言の期限を今年6月まで延長したが、今回予定を繰り上げて解除した。

大統領令によると、非常事態宣言の解除後も、軍の作戦に関係する地域や国境地帯などで治安当局が適時に軍の支援を求める権限は制限されないという。

チュニジアではベンアリ政権崩壊以降、政治的混乱や政治家を狙った暴力事件が続いており、民主化の妨げになることが懸念されている。

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