和平の前提は反体制派支援の停止 シリア大統領

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アサド大統領。反体制への支援停止が和平の前提との見方を示した=SANAから

アサド大統領。反体制への支援停止が和平の前提との見方を示した=SANAから

(CNN) シリアのアサド大統領は30日、内戦終結を図る政治的な解決には外国による反体制派への資金や軍事面などでの支援停止が前提になるとの考えを示した。

シリアの国営テレビによると、同日会談したブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表に述べた。

大統領は反体制派への支援停止は国民対話につながる枠組みを準備する上で重要な1歩であると主張。開催を調整中の和平会議で望ましい目的を達成する明確なメカニズムを機能させる上でも重要であると語った。

また、反体制派を支えることでテロリストや傭兵(ようへい)のシリアへの流入を助長している外国に圧力を掛けなければならないとも語った。

ブラヒミ氏は、ジュネーブで開催予定の和平会議への支持を求めて中東諸国を歴訪中。同会議は米国とロシアが主導するもので、11月下旬などの開催が想定されている。

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