シリア反体制派と支援国が会合、アサド政権排除の目標で一致

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シリア反体制派と米英など11カ国はアサド政権排除の方針で一致した

シリア反体制派と米英など11カ国はアサド政権排除の方針で一致した

ロンドン(CNN) シリア反体制派の指導部と米英などの支援国11カ国はロンドンで会合を開き、来月ジュネーブで開く和平会議では、アサド大統領が介在しないシリア民主化への移行を目指す方針で一致した。ヘイグ英外相が22日に明らかにした。

この日の会合は、米国、英国、フランス、トルコ、湾岸諸国など11カ国の外相とシリア反体制派の指導者が出席。11月下旬にジュネーブで予定されている和平会議に向けた詰めの協議が行われた。全11カ国の間で主要課題について意見が一致したのは初めて。

ヘイグ外相は「平和的、民主的シリアでアサド大統領が果たすべき役割はない」と明言した。

ジュネーブでの和平会議はシリア政府と反体制派の双方の出席が提案され、内戦の終結を目指している。しかし日程はこれまで何度も延期され、アサド大統領の排除を目標として掲げなかった場合、反体制派が会議への参加に同意するかどうかが焦点となっている。

ロンドンでの会合について、反体制派の統一組織「シリア国民連合」のジャルバ議長は22日、「前向き」であり「期待が持てる」と評価した。

反体制派は数日以内に各組織が集まって会合を開き、ジュネーブ会議への対応を協議する。

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