宇宙空間で繰り返される謎の高速電波バースト、157日の周期が判明

アーティストによる想像図。反復する高速電波バーストを青で、発生源とみられる物体の軌道の中心にある天体をピンクで描いている/Kristi Mickaliger

アーティストによる想像図。反復する高速電波バーストを青で、発生源とみられる物体の軌道の中心にある天体をピンクで描いている/Kristi Mickaliger

(CNN) 宇宙空間で正体不明の電波が突発的に放射される「高速電波バースト(FRB)」と呼ばれる現象について、英国などの研究チームが、一定の周期で繰り返されるパターンを観測したと発表した。こうしたパターンを持つFRBが見つかったのは史上2回目で、FRBの起源についての謎を解く手がかりになるとしている。

FRBは、宇宙空間で数ミリ秒の長さの電波が放射される現象。一部についてはどの銀河から来ているのかが突き止められたものの、FRBが発生する原因は分かっていない。

これまでの観測では、高速電波バーストが繰り返される場合、散発的あるいは集団的に発生するのが一般的だった。

しかし今年に入って観測された「FRB 180916.J0158+65」というバーストは、16.35日ごとに発生するパターンを持っていた。4日間にわたって1時間ごとに1回か2回のバーストが発生し、次の12日間は沈黙するというパターンだった。

次に観測された「FRB 121102」のバーストは、90日にわたって放出された後に67日間沈黙するという、157日ごとのパターンが繰り返されていることが分かった。

FRB 121102のバーストの反復は2016年に判明していたが、パターンが突き止められたのは今回が初めてだった。

英マンチェスター大学の研究者は、「このようなパターンをもつFRBは、これまで1つしか知られていなかった」と述べ、「こうしたパターンの発見は、FRBの起源を探る重要な手がかりになる。周期性の存在は、FRBを発生させている物体が、恐らくは別の天体の軌道上にあることを物語る」と解説する。

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