NASAの惑星探査衛星「TESS」、最初の成果 系外惑星3つを発見

昨年4月の打ち上げからすでに複数の系外惑星の存在を突き止めた探査衛星「TESS」/MIT News/Goddard Space Flight Center/NASA

昨年4月の打ち上げからすでに複数の系外惑星の存在を突き止めた探査衛星「TESS」/MIT News/Goddard Space Flight Center/NASA

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の惑星探査衛星「TESS(テス)」が、昨年の打ち上げ以降、地球の3倍の大きさを持つ系外惑星を発見するなど成果をあげている。探査を開始した7月からの3カ月間で、新たに存在を確認した系外惑星の数は3つとなった。

このうち地球から53光年離れた「HD 21749b」は地球の3倍の大きさで、レチクル座の恒星の周りを36日の周期で公転している。表面温度は約149度と、恒星からの距離の割には低い。この惑星の発見は、米国天文学会の会合で7日に公表された。

質量が地球の23倍に上ることから、「HD 21749b」は地球のような岩石でできた惑星ではなく、ガス惑星である可能性が極めて高い。ただ同じガス惑星でも天王星や海王星と比較すると密度が大きいとみられる。

TESSはこの他にも、地球の2倍の大きさで60光年離れた恒星の周りを6.3日の周期で公転する惑星1つと、岩石で構成された惑星1つを発見した。後者の恒星は太陽の5分の1程度の大きさしかなく、公転時間も11時間と短い。

さらにTESSは6つの超新星爆発を探知し、地上の天体望遠鏡が確認するよりも先にこれらを記録した。

系外惑星の探査はこれまで「ケプラー宇宙望遠鏡」が担ってきたが、TESSの観測範囲はケプラーの400倍。明るく輝く近隣の恒星20万個を対象とする。宇宙の様子は搭載した高視野カメラ4台で撮影する。2年の期間のうち最初の1年は南半球の空を探査し、2年目は北半球へ移る。

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