世界各地で「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」観測

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「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」とは

(CNN) 皆既月食の満月が赤く見えるブラッドムーンや大きく見えるスーパームーンが組み合わさった珍しい現象「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」が31日、世界各地で観測された。

スーパー・ブルー・ブラッドムーンの出現は、米国などの西半球では152年ぶり。オーストラリアやアジア、ロシアの一部では31日の月の出から、北米では米東部標準時の午前5時51分から始まった。

東京、オーストラリア、米国など世界各地のユーザーが、大都市の夜景や雄大な自然を背景に、赤い大きな月が欠けていく様子をカメラに収め、ソーシャルメディアに投稿している。

「スーパームーン」は月の地球への最接近と満月が重なる現象で、米航空宇宙局(NASA)によれば、月が普段よりも14%大きく明るく見える。今年初のスーパームーンは1月1日に観測されていた。

ブルームーンは1カ月に2度満月になる現象。ブラッドムーンは月食の間に地球の陰からかすかな赤い太陽光が差して月が赤銅色に見える現象をさす。

月食は大抵、年に何度か観測でき、次回は7月27日の予定だが、北米では観測できない。米国で次に月食が起きるのは2019年1月21日になる。

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