ビンラディン容疑者に致命傷与えたのは「違う人物」 米隊員が雑誌記事に異論

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故オサマ・ビンラディン容疑者

故オサマ・ビンラディン容疑者

(CNN) 米海軍特殊部隊が2011年5月にパキスタンで実行した国際テロ組織アルカイダ指導者オサマ・ビンラディン容疑者の殺害作戦をめぐり、先月米誌エスクワイアが伝えた「真相」に異論が出ている。作戦に参加した隊員の1人が27日までに、CNNとのインタビューで、同容疑者に致命傷を与えたのは同誌が取り上げた人物ではないと語った。

インタビューに応じたのは、作戦を実行した同部隊の精鋭集団「チーム6」のメンバー。エスクワイアの記事が「Shooter(射手)」と呼んで除隊後の生活苦を伝えた人物の話は、「まったくのでたらめだ」と断言した。

チーム6のメンバーは現在、作戦について外部に語ることを固く禁じられ、同誌の「不正確な記事」が脚光を浴びるのを苦々しい思いで見てきたという。

作戦が実行されたビンラディン容疑者の邸宅で、最上階にあった同容疑者の寝室に最初に踏み込んだのは、偵察役の隊員と「Shooter」、それに作戦の手記「No Easy Day」を出版して話題を呼んだマット・ビソネット元隊員だった。

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