「やりたいことはすべてやった」 競泳フェルプス選手が引退の心境語る

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CNNのインタビューを受けるマイケル・フェルプス選手

CNNのインタビューを受けるマイケル・フェルプス選手

(CNN) ロンドン五輪で4個の金メダルを獲得し、五輪史上最多の通算18個の金メダルを獲得した米競泳選手マイケル・フェルプス(27)が、CNNとのインタビューで引退の心境を語った。

フェルプスは4日、競泳最終種目の男子400メートルメドレーリレーで18個目の金メダルを獲得。「あれが最後のレースだった。私にとって最後の五輪だ」「人生の次なる章に進む」と、かねて表明していた引退の意向を確認した。

15歳でシドニー五輪に出場してから、アテネ、北京、ロンドンと4つの五輪に出場した競泳人生。「やりたいことはすべてやりきった」と振り返り、「キャリアを振り返ってそう言えるのは、悪くないと思う」と語った。

ライバルのライアン・ロクテについては「互いに最高の状態を引き出し合える選手。彼と競うのは楽しい」と話した。また、フランスの新鋭ヤニック・アニエルに「200メートル自由形での泳ぎは歴史上5本の指に入る出来だった」と称賛の言葉をかけたことを明かし、4年後のリオデジャネイロ五輪に向けて現役選手たちの成長を見守っていく姿勢を示した。

女子400メートル個人メドレーで世界新記録を出した中国の若手、葉詩文にドーピング疑惑が浮上したことについては、「素晴らしい泳ぎを見せた選手に対し、まずそういう声が上がるというのは悲しいことだ」と話した。

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