正恩氏の叔母、6年ぶり公の場に ナンバー2だった夫の粛清以来

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コンサートを鑑賞した金委員長ら。前列右から2番目が金敬姫氏/KCNA/KCNA

コンサートを鑑賞した金委員長ら。前列右から2番目が金敬姫氏/KCNA/KCNA

(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の叔母、金敬姫(金慶喜、キムギョンヒ)氏が、夫の張成沢(チャンソンテク)氏が粛清されてから6年ぶりに公の場に姿を見せたことが分かった。

朝鮮中央通信(KCNA)は26日、敬姫氏が平壌市内で開かれた旧正月の記念コンサートを鑑賞したと伝えた。正恩氏とともに最前列に座り、両側には正恩氏の妻、李雪主(リソルジュ)氏と妹の金与正(キムヨジョン)氏が並んでいた。

張成沢氏は北朝鮮のナンバー2とみられていたが、2013年に「国家転覆を図った反逆者」として全ての役職を解かれ、特別軍事裁判にかけられて処刑された。

敬姫氏はこの時から公の場に現れず、「脳卒中で死亡」「自殺」「脳腫瘍(しゅよう)の手術を受け植物状態」など、さまざまなうわさが流れた。しかし15年には韓国情報当局が死亡説を否定していた。

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