北朝鮮のミサイル施設で不審な動き 実験準備の可能性も

山陰洞のミサイル関連施設を捉えた衛星画像。大型の青いコンテナも見える/courtesy Planet Labs

山陰洞のミサイル関連施設を捉えた衛星画像。大型の青いコンテナも見える/courtesy Planet Labs

(CNN) 北朝鮮の平壌近郊、山陰洞にあるミサイル関連施設でここ数日間、通常とは異なる車両の動きが観測されていることが分かった。米当局による衛星画像の分析に詳しい政権当局者1人と、国防当局者3人が明らかにした。

ミサイルへの燃料注入ではないとみられ、北朝鮮がここでミサイルの発射実験やエンジン燃焼実験を計画しているのかどうか、確かなことは分からないという。

米当局のある高官は、過去のミサイル実験前にみられたのと同様の活動だと指摘した。当局者らは、発射実験が差し迫っていることを示す兆候はないが、その可能性も否定できないと話す。

山陰洞は長距離ミサイル開発に関連する施設とされてきた。ただし長距離ミサイルを発射する場合は今後さらに燃料注入など、目に見える段階をいくつか踏む必要があると考えられる。

山陰洞ではここ数カ月、車両の動きが断続的に観測されてきた。同施設を2017年から監視している米ミドルベリー国際問題研究所の研究者らは、北朝鮮側も米衛星に監視されていることは承知していると強調。車両の動きは米情報当局の攪乱(かくらん)を狙った作戦の可能性もあると指摘する。

同研究所の専門家、ジェフリー・ルイス氏は「車両の動きをどう解釈するかは難しい」としたうえで、指導部が施設を訪れているとしたら、大陸間弾道ミサイル(ICBM)やロケットの製造が始まった、あるいは完了したタイミングかもしれないと述べた。

同研究所が分析した山陰洞の衛星画像ではさらに、大型の青いコンテナも出没している。コンテナの中身は不明だが、1月9~10日に観測された後、4日後には姿を消し、16日に再び現れたが19日までにはなくなっていたという。

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