北朝鮮、廃棄した衛星発射場で新たな活動の兆候 エンジン実験再開準備か

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北朝鮮の西海衛星発射場をとらえた人工衛星画像で新しい動きが確認された/Middlebury Institute/Planet Labs

北朝鮮の西海衛星発射場をとらえた人工衛星画像で新しい動きが確認された/Middlebury Institute/Planet Labs

ワシントン(CNN) 北朝鮮の西海衛星発射場をとらえた5日の人工衛星画像で、新たな活動の兆候が確認された。専門家は、北朝鮮が衛星の打ち上げや大陸間弾道ミサイルの発射に使うエンジン実験の再開準備を進めている可能性があると見ている。

米国のトランプ大統領はシンガポールで開かれた米朝首脳会談後、この発射場は廃棄されたと述べていた。

人工衛星画像は米プラネット・ラボが5日にとらえたもので、米ミドルベリー研究所の専門家ジェフリー・ルイス氏によると、西海衛星発射場での新たな活動の様子や、同発射場のエンジン実験施設にある大型輸送コンテナが写っている。

大型輸送コンテナはこの前日までは存在していなかったといい、北朝鮮がエンジン実験を再開しようとしていることをうかがわせるとルイス氏は指摘する。

エンジン実験は、ミサイルや衛星の実験ほど挑発的な行為とは見なされないものの、同発射場での活動は、ミサイルなどの兵器の発射に1歩近付く重大な展開とルイス氏は位置付けている。

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