韓国、日本との軍事情報共有協定を破棄 米政府が懸念表明

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韓国政府が日本との軍事情報共有協定を破棄すると決定/AP Photo/Eugene Hoshiko

韓国政府が日本との軍事情報共有協定を破棄すると決定/AP Photo/Eugene Hoshiko

ソウル(CNN) 韓国大統領府は22日、日本との軍事情報共有に関する協定を破棄すると発表した。スマートフォンなどの世界的なサプライチェーンを脅かしかねない両国の貿易摩擦は、一層エスカレートする様相を見せている。

青瓦台の金有根(キムユグン)国家安保室第一次長は、「このような状況の下で、安全保障のために重要な軍事情報の共有を目的とした協定を続けることは、我が国の国益に合わないと判断した」と述べ、日本が韓国を輸出優遇国から除外したことに対する報復として協定破棄に踏み切ったことを明らかにした。

日韓の緊張の高まりに対し、各国は懸念を強めている。

米国防総省のデイブ・イーストバーン報道官は「日本と韓国に対し、協調して違いを解決するよう求める。早急にそれができることを望む」と述べ、「米国と日本と韓国が連帯し、友好的に協調すれば、我々全てが一層強くなり、北東アジアは安全になる」と指摘。情報共有は共通の防衛政策や戦略確立の鍵を握るとの認識を示した。

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