米韓合同軍事演習の規模縮小へ、両国が近く発表

2017年の「フォール・イーグル」演習中の韓国海兵隊/JUNG YEON-JE/AFP/Getty Images

2017年の「フォール・イーグル」演習中の韓国海兵隊/JUNG YEON-JE/AFP/Getty Images

(CNN) 米国と韓国が近く、今春に予定される合同軍事演習の規模縮小を発表する見通しであることが2日までに分かった。米国防当局者が明かした。

規模縮小が見込まれているのは「フォール・イーグル」と「キー・リゾルブ」の2つの演習。この当局者によると、米韓は代わりに小規模部隊による演習を実施する方針で、仮想トレーニングも含まれる可能性があるという。

複数の国防当局者は、演習の規模を縮小しても必要な訓練上の目標は達成できるとしている。

先日ベトナムで行われた米朝首脳会談では、トランプ大統領が金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との交渉を打ち切る決断を下した。アナリストの間では演習の規模縮小について、米政権による関与継続の意思表示との見方が出る一方、制御不能な事態に陥る可能性を減少させるための方策との指摘もある。

米国は昨年のシンガポールでの首脳会談を受け、緊張緩和に向けた取り組みの一環として、既に複数の大規模演習を中止している。

米シンクタンク外交問題評議会の上級研究員、スコット・スナイダー氏は演習縮小の見通しについて、シンガポール会談後に米朝双方が示してきた自制の姿勢が続いていることの表れとの見方を示した。

トランプ氏はシンガポール会談後に行った記者会見で、演習を「挑発的」と評し、「戦争の演習を行うのは不適切だ」と発言していた。また演習の有用性についても、米国による過大な費用負担を理由に疑問視する姿勢を示してきた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]