米国務長官、「外交的、経済的圧力の維持を」 北朝鮮非核化めぐり

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写真撮影の際に握手をするポンペオ米国務長官(左)と北朝鮮の李容浩外相/MOHD RASFAN/AFP/AFP/Getty Images

写真撮影の際に握手をするポンペオ米国務長官(左)と北朝鮮の李容浩外相/MOHD RASFAN/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のポンペオ国務長官は、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議が開かれているシンガポールで、記者団に対し、北朝鮮の非核化を実現するために外交的、経済的圧力を維持することが重要だと述べた。

ポンペオ氏はまた、北朝鮮の制裁回避にロシアが加担していると非難した。

会議には北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相も参加し、非核化は段階を追ってゆっくりと確実に進めるべきだと強調。圧力維持の主張を強める米国に対し、「焦りは信頼醸成の助けにならない」と警告した。

北朝鮮に対する制裁をめぐっては、北朝鮮が依然として核やミサイルの開発を続け、国連安全保障理事会の制裁決議に違反しているとの報告書が安保理に提出された。

報告書の指摘によると、北朝鮮は外国へ派遣している外交官らを通して通常兵器を売り続け、紛争をあおっている。さらに、北朝鮮船籍のタンカーが洋上で物資を積み替える「瀬取り」という手口で石油製品を密輸するなど、石油、石炭の輸入量を制限した制裁への違反も続いているという。

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