米朝が板門店で実務協議 首脳会談での合意実現に向け

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米国と北朝鮮の代表団が、米朝首脳会談での合意を実行に移すための実務協議を行った

米国と北朝鮮の代表団が、米朝首脳会談での合意を実行に移すための実務協議を行った

(CNN) 米国と北朝鮮の代表団が1日、南北軍事境界線の板門店で実務協議を開いた。米国務省当局者らがCNNに語った。

米朝間の直接協議は、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が先月12日に会談してから初めて。首脳会談での合意を実行に移すための協議だという。

米国側の代表団を率いたのは、首脳会談に向けた交渉でも中心的な役割を務めたソン・キム駐フィリピン大使だ。

また、米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は1日、米CBSテレビとのインタビューで、ポンペオ国務長官が近く、北朝鮮による核・弾道ミサイル開発や大量破壊兵器の解体に向けて北朝鮮側と協議すると述べた。

ボルトン氏はそのうえで、北朝鮮の協力があれば解体は1年以内に実現し、制裁の解除や韓国、日本からの支援も始められるとの見通しを示した。

ポンペオ氏は先月末、CNNとのインタビューで、北朝鮮の非核化に期限は設けず、進展の度合いを絶えず見極めながら交渉に当たる構えを示していた。

一方、米保守系シンクタンク「民主主義防衛財団(FDD)」のマーク・デュボビッツ最高経営責任者(CEO)によると、FDDで北朝鮮への強硬姿勢を主張してきた元財務省当局者のアンソニー・ルッジェーロ氏が、2日付で国家安全省会議(NSC)の北朝鮮問題担当トップに就くことになった。ルッジェーロ氏は北朝鮮の非核化姿勢に懐疑的な見方を示している。

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