金正恩氏、代表団受け入れの韓国に「満足感」と「感謝」

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韓国から帰国した北朝鮮代表団とともに写真に収まる金正恩朝鮮労働党委員長(中央)

韓国から帰国した北朝鮮代表団とともに写真に収まる金正恩朝鮮労働党委員長(中央)

(CNN) 北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は13日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪に合わせて韓国を訪れた高位級代表団について、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が韓国側の対応を高く評価して「満足感」を示し、「感謝」の意を表していると伝えた。

同紙が一面に掲載した記事によると、正恩氏は韓国側の受け入れを「非常に印象的」で「誠意ある」努力だったと評価。「冬季五輪をきっかけに南北双方の強い願いと共通の意志によって生まれた和解と対話の温かい雰囲気を、今後さらに活気づかせて良い結果を出し続けることが重要だ」と述べた。

代表団は韓国に3日間滞在。五輪開会式に出席した後、首都ソウルで韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領とも会談した。メンバーには正恩氏の妹の金与正(キムヨジョン)氏が含まれていた。

労働新聞の記事には、正恩氏が与正氏ら代表団のメンバー4人に囲まれた写真が添えられている。

与正氏は正恩氏に代表団の活動を詳しく報告し、活動を通して把握した「米国などの動き」についても説明したとされる。

与正氏は開会式で米国から平昌を訪れたペンス副大統領の近くに着席したが、接触は実現しなかった。

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