国連安保理、北朝鮮を非難 米大使「世界を戦争に近付けた」

2017.11.30 Thu posted at 09:36 JST

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ワシントン(CNN) 国連安全保障理事会は29日、米ニューヨークで緊急会合を開き、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射を強く非難した。米国のヘイリー国連大使は演説の中で、「北朝鮮の独裁者が、世界を戦争に近付ける選択を行った」と語った。

ヘイリー大使はさらに、「我々は北朝鮮との戦争を望んだことはなく、今日もなお、それを追求しない。もし戦争が起きるとすれば、昨日のような侵略的行為の継続がその原因となるだろう」と牽制(けんせい)。「もし戦争になれば、間違いなく、北朝鮮政権は完全に破壊される」と強調した。

安保理の緊急会合は、北朝鮮による28日のミサイルを発射を受けた日米韓の要請によって開かれた。

ヘイリー大使は、北朝鮮を一層孤立させ、弱体化させるために、世界の全ての国が北朝鮮との関係を断ち切るべきだと主張。

「国連制裁の完全履行に加えて、全ての国が北朝鮮との外交関係を断ち、軍事的、学術的、技術的、商業的協力関係を制限する必要がある」と述べ、「全ての輸出入を停止し、北朝鮮の労働者全員を国外退去させることによって、同政権との貿易を断ち切らなければならない」と呼びかけた。

安保理議長国を務めるイタリアのカルディ国連大使も、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を強く非難した。

ヘイリー大使によると、トランプ米大統領は中国の習近平(シーチンピン)国家主席に電話して、北朝鮮に対する石油の供給を断つべき時だと促した。「中国にはもっとやってもらう必要がある」とヘイリー大使は述べ、国連での北朝鮮の議決権を剥奪(はくだつ)すべきだという考えを示した。

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