トランプ氏、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定

2017.11.21 Tue posted at 10:32 JST

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(CNN) トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスでの閣議で、米政府が指定する「テロ支援国家」のリストに北朝鮮を再び加えたことを明らかにした。

トランプ氏は北朝鮮の再指定について「何年も前にこうするべきだった」と語った。同氏によれば、21日に財務省が新たな制裁措置を発表する予定。さらに今後数週間で、北朝鮮への制裁を過去最大レベルまで強化する措置が発表されるという。

北朝鮮はもともとテロ支援国家に指定されていたが、ブッシュ元大統領が2008年、核協議を進めるなかで解除していた。

ブッシュ政権はこれに先立ち、リビアとイラクの指定を解除。オバマ前政権がキューバを外し、リストにはイラン、スーダン、シリアの3カ国が残っていた。

トランプ氏は、北朝鮮が「外国での暗殺事件」など国家ぐるみのテロを繰り返してきたと指摘し、再指定は北朝鮮を孤立させるために「最大限の圧力」をかける取り組みの助けになると強調した。

一方、ティラーソン国務長官は20日の記者会見で、北朝鮮に対してはすでに科されている制裁以外、再指定で新たに加わる制裁はほとんどなく、実際の影響は限定的にとどまるとの見方を示した。ただし今回の決定には米国の決意を示す象徴的な意味があると強調し、制裁の「抜け穴をふさぐ」ことが期待されると述べた。

トランプ氏が今年8月に署名した制裁法では、国務省が北朝鮮をテロ支援国家に再指定するべきかどうかを検討し、今月初めまでに議会に報告することになっていた。この決定はトランプ氏がアジア歴訪から帰るまで延期された。トランプ氏は歴訪の序盤で、近く北朝鮮についての発表があると予告していた。

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