米学生ワームビアさん、母校で葬儀 2500人が別れ

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ワームビアさんのひつぎを運ぶ葬儀の参列者

ワームビアさんのひつぎを運ぶ葬儀の参列者

オハイオ州ワイオミング(CNN) 北朝鮮で1年5カ月にわたって拘束され、意識不明のまま米国に帰国した後に死亡したオットー・ワームビアさんの葬儀が22日、米オハイオ州にあるワームビアさんの母校で営まれた。

葬儀にはワームビアさんの両親をはじめ、教職員や元同級生など2500人あまりが参列し、解放に向けて尽力した北朝鮮担当の特別代表、ジョセフ・ユン大使も出席した。

同校職員のシンシア・マイスさんは、ワームビアさんが拘束されて以来、ほとんど情報がない中で、地域の人たちはひたすらに早期解放を祈り続けてきたと語り、ワームビアさんは知性と親しみやすさと誠実さを併せ持つ希少な人物だったと振り返った。

ワームビアさんの北朝鮮観光は、わずか5日の日程で終わるはずだった。会場には旅行に持参した財布やくつ、ノート、ジャケットなどの所持品が展示され、ワームビアさんが2013年の卒業式の式辞で述べた「1つの素晴らしいショーがこれで終わる。しかしそれは、何百というスピンオフの始まりにすぎない」というスピーチも紹介された。

学校から墓地までの沿道には支援者が並んでワームビアさんをしのび、学校内や周辺の街路樹にはシンボルカラーの青と白のリボンが飾られた。

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