北朝鮮労働者117人が不法滞在、出頭求める マレーシア

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マレーシア当局は不法滞在している北朝鮮労働者に出頭を求めている

マレーシア当局は不法滞在している北朝鮮労働者に出頭を求めている

(CNN) マレーシア当局は、就労ビザが期限切れになった後も同国に滞在している北朝鮮人労働者117人を特定したとして、1週間以内に出頭するよう呼び掛けている。入国管理当局の責任者が11日、CNNに語った。

マレーシアと北朝鮮は今年2月、金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏の殺害事件をめぐって対立。マレーシアは当時、国内に滞在する北朝鮮人の出国を一時的に禁止した。

これをきっかけに、同国では不法滞在の北朝鮮人労働者に対する取り締まりが強化されている。

117人は全員、ボルネオ島サラワク州に滞在し、炭鉱や建設業界で働いているという。同責任者は「ビザが切れた不法就労者だ。居場所は分かっているが、本人と雇用主にまず1週間の猶予を与えたい」と述べた。

国連の報告によると、北朝鮮は外貨を獲得するため、数千人の労働者を外国へ送り出している。

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