中田英寿氏にCNNがインタビュー、世界を旅して日本に戻る

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中田英寿氏にCNNがインタビュー

(CNN) 2006年のサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会。日本代表は1次リーグで敗退したものの、チームの顔だった中田英寿氏(当時29歳)のことを、多くの人は「日本が生んだ最も偉大なサッカー選手」だと考えていた。

だが中田氏は言う。「正直なところ、自分の夢ではなかった」

CNNの番組「Human to Hero」のインタビューに応じた中田氏は、1次リーグ敗退が決まったときのことを「今も忘れられない」と言う。心中では日本代表だけでなく、現役からの引退を決意していた。

「サッカーばかりやってきて、サッカーの外の世界がどんなものか知らなかった」「世界で今何が起きているのか、世界のために自分に何ができるかを知りたかった」

引退から8年。その答えを探して、中田氏は世界の100カ国近くを旅した。だが答えを見つけたのは意外にも、生まれ故郷の日本だった。日本のマスメディアに追いかけられるのに嫌気が差していて国を離れたが、日本の47都道府県すべてを回る旅を開始した。

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