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上空21キロから監視、U2の偵察任務に密着 CNN EXCLUSIVE

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21キロ上空から監視任務、U2偵察機に密着

中東(CNN) 中東で過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に対する掃討作戦が続く中、米空軍はこのほど、U2偵察機「ドランゴンレディー」の乗員への取材をCNNに許可した。U2の乗員はイラクやシリアの上空7万フィート(約21キロ)以上の場所から監視任務を遂行、ISISの標的を探索している。

U2での戦闘任務に向けた着替えはほとんど宇宙飛行の準備のようだ。操縦士は黄色の与圧服に身を包み、巨大な白いヘルメットを着用する。与圧服は常時冷却する必要がある。さもないと乗員らは熱疲労のため数分で死亡してしまう恐れもあるからだ。

今回取材したU2の乗員らは中東の秘密拠点から離陸している。操縦士については階級とファーストネーム、コールサインでしか言及できない。

着替えをしていた操縦士の名前はスティーブン大尉。コールサインは「ミートヘッド」だ。大尉は宇宙飛行士を運ぶようなバスでU2まで移送され、この間、移動式の冷却装置に常時接続されていた。地上では10時間に及ぶ作戦飛行に向け、数十人の要員がU2の整備に当たっていた。

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