生け捕りにした殺人スズメバチ、また逃げられた 米ワシントン州

デンタルフロスで追跡装置を取り付けられたオオスズメバチ/Karla Salp/Washington State Department of Agriculture via AP

デンタルフロスで追跡装置を取り付けられたオオスズメバチ/Karla Salp/Washington State Department of Agriculture via AP

(CNN) 米ワシントン州農務局は、生きたまま捕獲して巣の場所の特定に利用するはずだったオオスズメバチを見失ったと発表した。オオスズメバチに逃げられたのはこれで2回目だった。

同州農務局の専門家は先週、生きたオオスズメバチを捕獲して、デンタルフロスの糸を使って追跡装置をハチの体に取り付けていた。12日に記者会見した専門家によると、ここまでは「非常にうまくいっていた」という。

このスズメバチを自然に放ってリンゴの木にとまらせた時点では、追跡は成功していた。しかし、しばらくしてハチが植物の生い茂る場所へと飛び去り、姿が見えなくなると、信号が検出できなくなって追跡も不可能になった。

それでも全ての希望が失われたわけではないと専門家は強調する。「どの方向へ飛んで行ったのかは分かる」「土地の所有者数人と会って、オオスズメバチを見たという目撃情報を得ることができた。そのおかげで我々は、巣の正確な場所を絞り込み始めている」

リンゴの木に放たれたオオスズメバチ/Karla Salp/Washington State Department of Agriculture via AP
リンゴの木に放たれたオオスズメバチ/Karla Salp/Washington State Department of Agriculture via AP

農務局は以前にも、生きたオオスズメバチの追跡を試みたことがあった。しかしこの時は追跡装置の接着に問題があり、装置が脱落していた。

同州ワットカム郡にはオオスズメバチの巣が少なくとも2つあると専門家は述べ、恐らくは3番目もあると推測する。

巣の場所が特定されれば、ハチを吸い出して、炭酸ガスで巣の中に残るハチを駆除する計画。

オオスズメバチはミツバチの巣をわずか数時間で破壊して、ミツバチの頭部を切断して殺してしまうことから「殺人スズメバチ」とも呼ばれる。

農務局によると、ワシントン州にオオスズメバチが定着すれば、環境や経済、公衆衛生に悪影響を及ぼす恐れがある。

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