野生動物の保護活動家、世話するトラに襲われ負傷も「じゃれつかれただけ」 米加州

野生動物保護の活動家として知られる女性が、自ら世話をするトラに襲われ負傷/Courtesy Wildlife and Environmental Conservation/YouTube

野生動物保護の活動家として知られる女性が、自ら世話をするトラに襲われ負傷/Courtesy Wildlife and Environmental Conservation/YouTube

(CNN) 野生動物保護の活動家として知られ、米カリフォルニア州に保護区域を創設した女性がこのほど、自ら世話をするトラ数頭に襲われて負傷し、病院に運ばれた。命に別条はなかったが、女性はトラたちが自分にじゃれついてきただけだと主張している。

CNN系列局のKABCが報じたところによると、同州ムアパークにある保護区域の責任者を務めるパティー・ペリー氏は7日、寄付者向けのイベントの最中に複数のトラに襲われた。トラたちはペリー氏を地面に押さえつけ、首などに傷を負わせたという。

ペリー氏の友人で保護区域の弁護士でもあるマイケル・ブラッドベリー氏はKABCの取材に対し、「多くの人がその光景に恐怖を感じたのは間違いない」としつつ、「ペリー氏によると、明らかにトラたちはじゃれついていた。彼女のことが本当に大好きだから。ペリー氏はトラたちを赤ちゃんの頃から育ててきた」と説明した。

この日、ペリー氏が檻(おり)に入ると、1頭のベンガルトラが両方の前脚を彼女の首に回し、そのまま地面へ押し倒した。もう1頭のトラもペリー氏の上に飛び乗り、2頭でペリー氏を引き回した。イベント参加者の助けを借りて、ペリー氏は檻の外へ逃れることができた。

ブラッドベリー氏によればペリー氏は毎日トラの檻の中へ入っているが、今回のような事故が起きたのは初めてだという。ペリー氏はまだ入院中で、当局が事故について調べている。

ブラッドベリー氏は、ペリー氏が事故について「悲嘆に暮れている」としつつ、退院後はすぐにトラたちの下へ戻るつもりでいると付け加えた。

大型のネコ科動物の保護に携わる非営利団体「ビッグキャット・レスキュー」によると、1990年以降、トラなどのネコ科動物に襲われる事故は少なくとも900件発生している。動物園水族館協会は、捨てられた幼い個体を世話する場合を除いて、トラと自由に接触することは勧められないと明言する。

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