「怪物解き放った」、ラブラドゥードルの生みの親が後悔表明

交配種のラブラドゥードルを生み出した男性が後悔の念を吐露した/Shutterstock

交配種のラブラドゥードルを生み出した男性が後悔の念を吐露した/Shutterstock

(CNN) 意図せず「フランケンシュタインの怪物」を解き放ってしまった――。雑種犬ラブラドゥードルの生みの親の男性が、オーストラリア放送協会のポッドキャストで後悔の念を表明した。

ウォーリー・コンロン氏(90)はオーストラリアの盲導犬団体に勤務していた1989年、ラブラドールとプードルの交配によりラブラドゥードルを生み出した。「パンドラの箱を開け、フランケンシュタインの怪物を解き放ってしまった」と振り返る。

これがきっかけとなり、「倫理観に欠ける冷酷な人々」が子犬の健康を顧みずにラブラドゥードルを繁殖させる現状につながった。

コンロン氏によると、ラブラドゥードルの多くは精神に異常をきたしているか遺伝上の問題を抱えており、健康な子犬が誕生する例は「ごくわずか」だという。

今や交雑は行き過ぎであり、先天性疾患のリスクを増大させかねないとコンロン氏。今回のポッドキャストでは特に、ロットワイラーとプードルの雑種「ロトル」を酷評した。

コンロン氏がラブラドールとスタンダードプードルを交配させた当初の目的は、ハワイ州に住む目の不自由な女性に盲導犬を提供することだった。女性の夫は犬アレルギーを抱えていた。

こうして誕生した3匹のうち1匹はアレルギーを誘発せず、盲導犬としてハワイの女性のもとに送られた。

残りの2匹については引き取りを希望する人がいなかったため、コンロン氏が勤務先の広報部門に頼んで宣伝してもらったところ、たちまち国内外で人気になった。

現在ではデザイナー犬は広く見られるが、そこには批判も付きまとう。例えば、ラブラドゥードルはラブラドールレトリバーとプードルに共通の股関節形成不全や眼病を発症する可能性がある。

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