深海の「仁義なき戦い」、死肉むさぼるサメの群れ 1匹を別の大魚が丸呑み

まさに弱肉強食、カメラが捉えた深海のサバイバル

(CNN) 米海洋大気局(NOAA)はこのほど、深海に暮らすサメなどの生態を撮影した希少な映像を公開した。海底に沈んだメカジキの死骸に何匹ものサメが群がり、夢中でその肉をむさぼり食う様子が捉えられている。

映像はNOAAが行っている深海探査の一環として撮影されたもの。米南東部サウスカロライナ州沖の水深約450メートルの海底に横たわるメカジキの死骸に小型のサメが群がり、体を震わせながらその肉をむさぼっている。

死んでからそれほど時間の経っていないメカジキは体長2.4メートルほどの大きさ。サメの方は少なくとも11匹確認できる。

しばらくすると、カメラの死角にいた別の魚がヌッと画面に現れる。ニシオオスズキだ。驚いたことにその大きな口で、1匹のサメの頭をがっちりとくわえ込んでいる。

サメを頭から丸のみにしたまま悠然と泳ぐニシオオスズキ/NOAA
サメを頭から丸のみにしたまま悠然と泳ぐニシオオスズキ/NOAA

サメはときおり身をよじらせるが、ニシオオスズキはそのままゆっくりと丸のみにしていく。サイズで勝る魚が小型のサメをどのように襲い、捕食するのかがこの様子から明らかになる。

海底に沈んでくる魚などの死骸は、深海で暮らすサメが生き残るための格好の獲物だ。一方で、そうした獲物にありつこうとするサメを狙う、より強力な天敵も存在する。自然界の競争の厳しさを如実に示す、貴重な映像といえそうだ。

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