保護施設出身のビーグル犬4頭、探知犬として米空港に着任

チッパーが初めてユニホームを着用したところ/U.S. Customs and Border Protection
写真特集:保護施設出身のビーグル犬が探知犬に

チッパーが初めてユニホームを着用したところ/U.S. Customs and Border Protection

(CNN) 米国の空港で肉や植物の探知犬として働くビーグル犬の部隊に、保護犬出身の4頭が新しく加わった。米国一利用者の多いアトランタのハーツフィールドジャクソン空港と、2番目に多いシカゴのオヘア空港に配属され、今週から空港職員として勤務する。

新任の探知犬はチッパー、マーリー、チェイズ、カーディーの4頭。食肉や植物製品が入った手荷物をかぎ分ける任務に当たる。そうした製品が持ち込まれれば、米国経済に深刻な影響が出る恐れがある。

探知犬の訓練に当たった米農務省の専門官ジョセフ・チョプコさんによると、リンゴやオレンジなどの果物は、ミバエがついている可能性があることから米国に持ち込むことはできない。また、外来種の地中海ミバエはかんきつ類産業に壊滅的な打撃を与えかねない。

肉類の中では、豚肉はアフリカ豚コレラに感染している恐れがある。

そこで活躍するのがビーグル部隊だ。ビーグル犬は特に嗅覚が優れ、天性のカリスマ性を備える。

訓練士のアーロン・ボーモントさんは言う。「ビーグル犬が走り回っていても誰も気にしない」「人を怖がらせたりしないので、目立つことなく乗客の手荷物検査ができる」。

空港職員になれるのは、テストで適正があると診断されたビーグル犬のみ。今回着任する4犬は、約200頭の候補犬の中から選ばれた。4頭とも動物保護施設の出身だった。

「多くの施設では殺処分を行っていて、犬たちに第2のチャンスが与えられない。私たちはそうした施設で里親と仕事を探している犬たちを活用しようと努めている」。チェイズの訓練を担当した税関・国境警備局のマーガリート・ステットソンさんはそう話している。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]