ミシェル・ヨーのオスカー獲得で「祝日」、首相が否定 マレーシア

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ミシェル・ヨーさんのオスカー獲得を受け、母国マレーシアで偽の情報が伝わった/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

ミシェル・ヨーさんのオスカー獲得を受け、母国マレーシアで偽の情報が伝わった/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

(CNN) 女優のミシェル・ヨーさん(60)が米アカデミー賞でアジア系で初となる主演女優賞を受賞し喜びに沸いたマレーシアだが、ヨーさんの受賞を受けて祝日が設けられたとの偽のうわさが流れ、政府が打ち消しに動いている。

マレーシアのアンワル首相のオフィスは13日、フェイスブックに声明を投稿し、アプリで出回っている加工された画像について誤りだとした。

3月13日の日付のついた画像には加工されたマレーシア地元紙スターのニュース記事が示され、見出しには「アンワル首相が15日の祝日を宣言『これは国の誇り!』」と書かれていた。

これはアンワル首相が以前に発表したヨーさんの受賞を祝福する声明を参照したもののように見える。

首相府は声明で、アカデミー賞による祝日は「真実ではない」と述べた。「このニュースはうそだ」とし、市民に対して、不確かな情報や虚偽の情報を拡散したり共有したりしないよう求めた。

日刊紙の発行などを行っているスター・メディア・グループもこの画像について、実際のニュース記事を不当に加工したものだと説明し、15日が祝日になったと伝える記事はまったく報じていないと述べた。

ヨーさんは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で、アジア系の女性で初めて主演女優賞を獲得した。ヨーさんはマレーシアのイポーで生まれ、香港のアクション映画でキャリアをスタートさせた。

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