マドンナが「手術の腫れ」の冗談、年齢差別や女性蔑視を批判

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第65回グラミー賞に出席したマドンナ=5日/Francis Specker/CBS/Getty Images

第65回グラミー賞に出席したマドンナ=5日/Francis Specker/CBS/Getty Images

(CNN) 米歌手マドンナ(64)が、自分の外見を話題にしたSNS上の反応を笑い飛ばし、ツイッターに投稿した写真でそうした反応に対抗した。

写真に添えたコメントでは「見て、可愛くなったでしょ。手術の腫れが収まったから(笑)」と冗談を飛ばしている。

グラミー賞の授賞式に登場したマドンナは、キム・ペトラスとサム・スミスのパフォーマンスを紹介した際の写真がSNSに出回って、批判の的になっていた。

この写真をめぐっては、マドンナとは思えないというコメントもあり、美容整形をしたのではないかといううわさが飛び交った。

これに対してマドンナは、インスタグラムの公式アカウントへの投稿で、「私たちが住む世界に蔓延(まんえん)する年齢差別と女性蔑視の的になった」とやり返した。

「サムやキムのようなアーティストの勇敢さに感謝した私の発言に脚光を浴びせる代わりに、どんな人の顔もゆがめてしまう報道写真家の望遠レンズでとらえた私のクローズアップ写真のみを、多くの人が話題にした」

「世界は45歳を過ぎた女性をたたえることを拒み、もしその女性が強い意志を持ち続け、よく働いて冒険心を持ち続ければ、懲らしめなければと考える」。マドンナはそう続け、「私はこれまで、自分のクリエーティブな選択についても自分の外見や服装についても謝ったことは一度もないし、今後もそうするつもりはない」と言い切っている。

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