テニス全豪OP、ジョコビッチが10回目の優勝

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トロフィーに口づけをするジョコビッチ=29日/Manan Vatsyayana/AFP/Getty Images

トロフィーに口づけをするジョコビッチ=29日/Manan Vatsyayana/AFP/Getty Images

(CNN) テニスの全豪オープンはメルボルンで男子シングルスの決勝が行われ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がステファノス・チチパス(ギリシャ)を6―3、7―6、7―6で破り優勝した。ジョコビッチの全豪オープン優勝は10回目。4大大会の男子シングルスでの優勝回数は22回となり、ラファエル・ナダルと並び史上最多となった。

ジョコビッチは勝利を決めた後、勝利の重さと感情に圧倒され、観客席に赴くと涙を流した。ベンチに戻ってもタオルで顔を覆ったまま嗚咽(おえつ)した。

ジョコビッチは昨年、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐる状況からオーストラリアを離れ、大会に出場することができなかった。今年の大会では、ハムストリングを負傷していたほか、父親のスルジャンさんがロシア人の応援団と一緒にいるところを撮影されたことを受けて会場での応援を取りやめていた。

家族がいる観客席に駆け寄ったジョコビッチが勝利を祝う=29日/Hannah Mckay/Reuters
家族がいる観客席に駆け寄ったジョコビッチが勝利を祝う=29日/Hannah Mckay/Reuters

ジョコビッチは優勝セレモニーで、今大会での優勝を「人生最大の勝利」と形容。「状況を考えると、この大会は、人生でプレーしてきたなかでも最も難しい大会のひとつだった」と振り返った。

チチパスにとって4大大会の決勝進出は今回で2回目。最初に決勝に進出した全仏でもジョコビッチに敗れていた。

「豪州」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]