サムライブルーがW杯に残した軌跡 世界から称賛の声

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日本代表はPK戦の末、クロアチアに敗北した/Michael Zemanek/Shutterstock

日本代表はPK戦の末、クロアチアに敗北した/Michael Zemanek/Shutterstock

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント1回戦で、「サムライブルー」こと日本代表は惜しくも敗退したが、チームが残した軌跡には世界中のサッカーファンから称賛の声が集まっている。

日本は1次リーグ初戦でドイツに逆転勝ちし、今大会で欧州、南米以外のチームが見せる力の強さを確信させた。W杯では歴代優勝チームだけでなく、決勝進出チームも欧州勢と南米勢が独占してきた。

選手たちはドイツ戦の後、ロッカールームを完璧に清掃して称賛を浴びた。テーブルにはアラビア語と日本語で書かれたメッセージも残されていたという。

国際サッカー連盟(FIFA)はツイッターに、日本代表チームが去った後のロッカールームにはちり一つなかったと投稿し、室内の写真を公開した。

第2戦ではコスタリカに惜敗したが、優勝候補スペインとのリーグ最終戦で再び2対1の逆転勝利。グループリーグ1位通過という、だれも予想していなかった結果を出した。ドイツはコスタリカに勝利したものの、グループリーグ敗退が決まった。

スペイン戦での勝利を喜ぶファン/Adrian Dennis/AFP/Getty Images
スペイン戦での勝利を喜ぶファン/Adrian Dennis/AFP/Getty Images

意外なことに、日本のボール支配率はドイツ戦で26%、スペイン戦ではわずか17%だった。

スペイン戦での決勝点は激しい議論を呼んだ。田中碧選手のゴールをアシストした三笘薫選手の折り返しはラインを割っていたと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定でボールの一部がライン上にあったと認められた。

FIFAはこの件に関するツイートで、ゴールラインのカメラ映像を使用した結果に基づき、ボール全体が外に出てはいなかったとの判断を示した。

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