カタールテレビの解説者、W杯敗退のドイツを嘲笑 口塞ぐポーズまねる

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試合前の写真撮影で口を覆ったドイツ代表選手をカタールの解説者が揶揄した/Ulrik Pedersen/DeFodi Images/Getty Images

試合前の写真撮影で口を覆ったドイツ代表選手をカタールの解説者が揶揄した/Ulrik Pedersen/DeFodi Images/Getty Images

(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)を開催中のカタールで、「アルカス・スポーツ・チャンネル」の解説者がドイツ代表選手の人権を巡る抗議のポーズをまね、大会から敗退したドイツ代表を嘲笑する出来事があった。

1日に同チャンネルのツイッターに投稿された動画には、クウェートの元サッカー選手ジャマル・ムバラク氏が左手で口を覆い、右手で手を振る様子が映っている。その後ムバラク氏は、元エジプト代表GKで同僚解説者のエッサム・ハダリ氏にも同じポーズをするよう呼び掛けた。

するとハダリ氏や他の解説者も口をふさぎ、手を振る別れのポーズ。ドイツの敗退を祝ったものとみられる。

ドイツの選手は第1戦となった11月23日の試合前、性的少数者への支援を示す「OneLove」の腕章を禁じた国際サッカー連盟(FIFA)の決定に抗議して、右手で口をふさぐポーズを取っていた。

ドイツはこの試合で日本に衝撃的な敗北を喫した。今月1日のコスタリカ戦には勝ったものの、グループステージ突破と16強入りはならなかった。

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