ジョコビッチ、全米オープン欠場へ コロナワクチン未接種でビザ発給されず

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エキシビションマッチで試合を行うジョコビッチ選手=7月13日、ボスニア・ヘルツェゴビナ・ビソコ/Nedim Grabovica/Xinhua/Getty Images

エキシビションマッチで試合を行うジョコビッチ選手=7月13日、ボスニア・ヘルツェゴビナ・ビソコ/Nedim Grabovica/Xinhua/Getty Images

(CNN) 21回のグランドスラム優勝を誇る男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手(35)が25日、間もなく開幕する全米オープンを欠場するとツイッターで発表した。

ジョコビッチ選手は新型コロナのワクチンを接種していない。現在、米国のルールでは、米国民以外がビザを取得して入国するには新型コロナのワクチン接種を完了していなければならないと規定されている。

ジョコビッチ選手は「残念ながら、今回は全米オープンのためにニューヨークに行くことができない」とツイートした。

そして「仲間の選手たちの幸運を祈っている。心身の調子を保ち、再び出場する機会を待ちたい。近いうちに会おう!」と書き込んだ。

全米オープンのトーナメントディレクター、ステーシー・アラスター氏は声明で「ノバクは偉大なチャンピオンだ。連邦政府の非米国市民に対する予防接種政策により入国できず、今年の全米オープンに出場できないことは非常に残念だ。来年の全米オープンでノバクの復帰を歓迎することを楽しみにしている」と述べた。

ジョコビッチ選手は1月、新型コロナワクチンの接種を拒否したためオーストラリアから強制送還され、全豪オープンへの参加を阻まれている。

ジョコビッチ選手は先月、ウィンブルドンで優勝。3月のBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンは今回同様に米国の渡航規制により出場できなかった。

全米オープンによると、ジョコビッチ選手の辞退が予選開始後となったため、25日正午に行われる抽選には「幸運な敗者」が含まれるという。大会は29日から来月11日まで開催される。

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