米俳優ジョニー・デップ「女性を殴ったことは一度もない」と証言 元妻相手の名誉毀損訴訟

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ジョニー・デップ「女性を殴ったことは一度もない」と証言 名誉毀損訴訟

(CNN) 米俳優ジョニー・デップさんが元妻のアンバー・ハードさんを名誉毀損(きそん)で訴えている裁判で、デップさんが19日、バージニア州フェアファックスの裁判所で証言に立った。

約3時間に及んだ証言の中でデップさんは、ドメスティックバイオレンス(DV)があったとするハードさんの主張や、自身の薬物使用の過去、ハードさんとの関係などについて詳細に語った。証言は20日も続けられる。

デップさんは証言の中で、「私の目標は真実だ」と強調した。

裁判で証言するジョニー・デップさん=19日、米バージニア州フェアファックス郡の巡回裁判所/Jim Watson/Pool/AFP/Getty Images
裁判で証言するジョニー・デップさん=19日、米バージニア州フェアファックス郡の巡回裁判所/Jim Watson/Pool/AFP/Getty Images

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで知られるデップさんは、ハードさんに対して5000万ドル(約65億円)の損害賠償を求め、フェアファックスの裁判所に訴えを起こした。発端は、ハードさんがワシントン・ポスト紙に寄せた2018年の寄稿で、自身が経験したDVについて告白したことだった。

この寄稿では、デップさんを名指しはしていなかった。

この寄稿の何年も前からハードさんは、ロサンゼルスの自宅でデップさんに電話を投げつけられて顔にあざができたと訴えていた。デップさんはこれを否定。デップさんが罪に問われることもなかった。

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